Japan Heritage KISO木祖村史跡 鳥居峠

No.7
史跡, 景観

木曽街道薮原宿と奈良井宿を結ぶ約6キロは、標高1197メートルの鳥居峠越えに終始する山の道。深い山を分け入って進む古道は、江戸の旅人にとって、わらじ履きの足を泣かせる中山道屈指の難所でした。往時から400年近い時を経て、緑が一層の深さを増した今、古道は、趣き豊かなトレッキングコースとして、現代の旅人に愛されています。

木漏れ日のすがすがしさを感じながら歩く山道は、中部自然歩道の一区画に指定されています。歩道は整備されているので、歩きやすいコースとなっています。峠の途中や頂付近には芭蕉などの歌人、俳人の句碑や石仏が数多くみられ、峠道わきに群生するトチノキの巨木を眺める古道は、趣豊かなトレッキングコースとして、現代の旅人に愛されています。

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関連リンク

木曽地域文化遺産活性化協議会[鳥居峠][トチノキ群]